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Posted by ミリタリーブログ at

2021年12月23日

男根自衛隊

20XX年、苛烈さを増すC国からの全日本人断種作戦(オペレーションインポ)に対抗するため、わずかでもヤマト民族の血統を維持すべく、既存の3種自衛隊に追加して「男根自衛隊」が創設された。

その名の通り、日本男児の男根、すなわち生殖能力を維持し、たとえ全国民が性的不能になろうとも、隊員だけはたくましくあろうという組織である。

その目的のため、彼らは日々明けても暮れても訓練にいそしんでいるのだ。

例えば、
・チントレ
・0歳から100歳までの全年齢層のグラビア写真に対して勃起する
・あらゆる性的嗜好に順応する訓練
・勃起サイズ変幻自在

等である。
しかし想像を絶する努力にもかかわらず、インポ作戦により遂に日本男性の90%がEDになるという事態に陥った。
ここに、防衛省は男根自衛隊特殊部隊の新設を決定する。

「第一ちん挺男」(だいいちちんていだん)
メンバーは以下の5人

・武田 勇
隊内きっての精鋭。一日に100回射精の記録を持つ。身体剛健。学生時代には「抜かずの勇」のあだ名があった。

・剛力 亜那助
吉原ソープ町では「ぶち壊しの剛力」と呼ばれた男。あまりに巨大な男根のため嬢が再起不能になるためである。(現在は訓練により対応可能)

・逸出茂 達夫
凄まじい想像力を持ち、たとえ目の前に糞便30キロが積まれていようとも勃起できる能力がある。ホームレス時代にずりネタがないため鍛えられたとみられる。

・多田 陳太郎
なんとちんこが30本も生えていて、ガトリング砲のように並んでいる。そのせいでパンツやズボンは特注である。射精投射量は随一。

・星手木 ディックボーイ
アメリカ系ハーフ。アメリカは進んでいるため、あらゆる性癖に対応できる。スカトロ獣姦なんでもござれ。野菜に対してをも欲情する。

日本の未来はこの益荒男共に託されることになった。

ここでC国の悪辣非道な作戦内容について解説せねばなるまい。
彼らは日本男性から性欲を排除するため、ありとあらゆる手でセ〇〇〇に対するネガキャンを行ってきた。

・AV会社を買収して激ヤバスカトロ物しか出さない
・チーズやイカの刺身のパッケージに「実はマ〇コの匂いはこんな感じ」とか表記する
・異常にタイトなパンツを流通させて勃起するとチンコの血流が止まって壊死するようにしむける
・エセ整形外科を経営してブスを生産する
等書ききれない悪行を行っているのである。


飽きたのでやめます  


Posted by ユーリ at 09:14Comments(0)創作

2021年03月09日

新機軸哲学的官能小噺「液化病」

俺には持病がある。
ちょっと気が抜けたり、夢中になったりすると液状になってしまう病である。
スライムのおもちゃがあるだろう。あんな感じ。
幸いしばらくすると体が形状を記憶しているのか元には戻るのだが、異物、例えば石なんかが混じっていると後で手術で摘出するはめになるのだった。
そんなことで、小さい頃からずっと気を張って生きてきた。

腹痛でトイレに籠った時液化しかけて大変なことになったし、大学受験では緊張して溶け出し、シャープペンや消しゴムのカスを摘出手術するはめになった。

こんな体質だから、人並みの幸福なんて諦めてきたし、一生を研究対象として終わるものと思っていた。

ところがある日、なんだか母親が慌ててそわそわしている。
聞くとお見合いの話だという。

「母さん、俺の体質を考えてみろよ。嫁のきてなんかないし、結婚してもお互い不幸になるじゃないか。」
「それが違うのよ、その相手の子もあんたと同じ病気だっていうのよ」
「えっ、えええ!?」

全く驚いた。医者の言うところではこの病気はまだ世界で数例しか確認されていない。同じ境遇の人間に遭遇することなどないと決めてかかっていたのである。それが同い年の女の子、それもお見合いする気があるという。
お互いに特殊体質なら苦労も分かち合えるし、生活上の注意もし合える。
俺はもちろん会ってみることにした。

するとこれがまた絶世の美女である。
気も合ったし、むこうの親も結婚に乗り気だった。
数回のデートを経て、俺たちは籍を入れることになったのである。

さて...結婚式の初夜。
ついに二人は結ばれた。

(ここからは筆者が性的弱者のため描写することができません いちゃらぶセッ〇スをご想像にお任せして先に進みます 官能小説のキモたる部分を省いてごめんなさい)

...しかしセッ〇スに夢中になりすぎて持病が発症してしまい、気づいたときには、俺たちは溶けあって(物理的に)しまっていた...。
混ざりあった状態で再凝固したため、俺は(俺たちは、が正しい)口が2つ、鼻が2つ、手足がそれぞれ4本、その他も同様に、異形の生物と化してしまったのである...
目玉だけは3つ。俺の片目はどこにいったのだろうか...。
また、脳みそも融合したらしく、お互いの思考が文字通り手に通るようにわかる。
口に出さなくても会話ができるようになったが、隠し事も一切できなくなった。

医者に行ったが「これはシャム双生児以上」というコメントを貰っただけで、手術は無理だし、仮にもう一度溶けたとしても、分離はしないだろうとのことだった。

俺たちは一生こんな姿で生きていかねばならなくなったのである。

...なぜ神様はこんな仕打ちを俺にしたのだろうか。
このことはどんな意味があるのだろうか。

昔、俺は人を心のどこかで恐れていた。
相手の思考が読めないがためである。
人は元々孤独である。どんなに誰かと心が通じ合っていると思っていても、それはそう自分が想像しているだけで、本当のところは絶対にわからない。どんなに愛し合っていても、死ぬときは一人であり、痛みを共有することは叶わない。
世の中を一人で生きていくには我々はあまりに脆弱であるのもかかわらずである。
だから疑似的な一体化という意味で、セッ〇スは快楽なのだろう。
愛情の結晶として、子供を位置づけるのだろう。
皮膚という防壁のために、人間は孤独を宿命づけられているのである。

ところが俺たちは幸か不幸か、特異な病気のために、その垣根を取り払うことができた。
常に相手を完全に理解できるし、死ぬときも一緒である。
もう、一人で悩んだり、苦しんだりする必要はなく、あらゆる問題にほんとうの意味で二人で立ち向かってゆける。

生物としての進化なのかもしれないな、と思った。

3か月後。
なんだか体が重いと思っていたら、妻の妊娠が判明した。
ついでに俺の片目の行方もわかった。妻の子宮内壁に埋め込まれていたのだった。

最近では子供の成長を見ながら、妻と一緒に楽しく生活している。
「今、おたまじゃくしみたいなしっぽが動いたよ...視覚も共有できてるだろ?ハハ...」
子供の動きを観察するのは俺の目の係だ。

はたして子供がちゃんと産まれてくるかはわからない。産まれたとして、我々と同じように持病があるのか、正常に成長するかは未知数である。
しかし迷いはもうない。
どんなことがあっても妻、そして子供と共に文字通り一心同体で生きてゆこう。

それが進化人類としての役目だと思うから。

おわり

追記 なぜセ〇クスと書いてあるかというと、検閲にひっかかったからです。


























  
タグ :創作


Posted by ユーリ at 00:48Comments(0)創作

2021年01月24日

通称M69

ソ連軍装マニア業界内での通称「M69」装備、実際のところ殆ど73年規定装備であって、純然たる69年規定装備を実践している人は少ないように思う。

備忘録も兼ね、69年と73年の相違点を挙げてみたい。(海軍空軍はとりあえず省略、陸軍だけ)

1、パレード用白ベルトは73年になってから
2、肩章の「СА」の文字が69年時点では入らない(ただし規定付図のうち礼服には入っている、野戦・常勤用肩章の話ね)
3、階級「Прапорщик」(准尉)は73年新設かもしれない(69年に当階級に関する記述なし、要検証、再確認)
4、野戦装具のパラトカの位置が変わる(69年は装備ベルトに丸めて括り付け、73年では畳んでサスペンダー背部に通す  


Posted by ユーリ at 04:54Comments(0)雑記

2021年01月22日

1917~1918年

1917年から18年までの(つまり戦時共産主義が始まるまでの)ボリシェヴィキ諸政策って覚えづらいので備忘録的に書く。
間違ってても自分用なので 勝手に更新予定

1917年10月25日 10月革命
同日、第2回全ロシア労働者・兵士代表ソヴィエト大会開催
にて、3つの主要な布告
1、全ての交戦国に対し無併合、無賠償を原則とする平和交渉を開始すること(特に英、仏、独)
2、土地の再分配。(鉱業権は国家に移行)及び土地の私的所有、売買、賃労働の雇用禁止。
3、憲法制定会議開催までの臨時労農政府として人民委員会議(ソヴナルコム)の設立。


1917年11月12日~憲法制定議会選挙開始(ペトログラードとモスクワ以外でエスエルにボが大敗するやつ)
12月2日 カデット党(ブルジョワ系)非合法化
7日 チェカ設立

1918年1月5日 憲法制定議会開会
6日      解散

15日 赤軍結成(ただし現時点では志願制)

3月3日 ブレスト=リトフスク条約締結
6日~8日 第7回党大会 党名をボリシェヴィキからロシア共産党へ

5月13日 食料独裁令発令(以降6月までの諸政策を戦時共産主義開始とみなし一旦この表は終わりにする)
  


Posted by ユーリ at 01:45Comments(0)歴史の備忘録

2021年01月22日

ラトビア赤軍



1940年にソ連はラトビアを占領、併合したが、その時ベラルーシ軍管区からラトビアに移動した第24歩兵軍団にラトビア軍から結成した第181、第183歩兵師団が編入された。
で、両師団はラトビア旧軍から軍服を引き継いだのだが(徽章は替えた)、写真がそれ。
ギムナスチョルカに見えてちょと違う





  


2021年01月17日

三半規管剥奪

俺の名前は工藤古一。高校生。
彼女のローラン(南米系)と遊園地(PLランド)に遊びに来たら、謎の組織の取引を目撃した。
尾行していた俺は、背後に迫る影に気付かなかった。
殴られ気絶した俺は三半規管を消滅する新薬の実験台にされ、平衡感覚を失ってしまった...

なんとかふらつきを抑えつつ、10分の道に10時間かかったが、知り合いの亜瓦斯博士に相談した。
博士は「このバランスボールで練習しろ」と言う。

俺は悪の組織の秘密を暴くため、そしてローランに元気な姿を見せるため、自分の不注意を戒めるべく「工藤 ノーバランス」に改名し、1日48時間月月火水木金金の猛特訓を開始した...

何度も壁に頭を打ちつつ、顔を床に叩きつけつつ、ローランはすっかりノーバランス呼びに慣れたが、亜瓦斯博士の「平衡感覚強化ギプス」の効果もあり、俺はとうとう役所まで歩けるほど回復したのだった。

ついに名前をもとに戻す時が来た。
次は組織の謎を暴く番だ。
俺にしたようにやつらの三半規管もちぎりとり、同じ目に合わせてやる光景を思うと絶頂しそうだった。
しかし、受付のおばさんに用紙を提出するとおばさんが一言、
「あの、なぜ斜めに立っているのですか?」



...俺は用紙を書き直し、「斜 立夫」に改名した。
俺の戦いはこれからだ!
見ていろ巨悪!!  


Posted by ユーリ at 18:00Comments(0)創作

2020年12月28日

30年代初期に見られるタイプのギムナスチョルカ


30年代初期に見られるポケットフラップのみ露出のギムナスチョルカ。
コムソモール服などそういう意匠の服がないわけではなかったが、この時期の軍服としては珍しい。
階級章は35年式治安系と思われる。
国境警備かNKVDか。  


2020年12月28日

1975年刊行「学習図鑑 きちがいのすべて」を独自入手

※フィクションです

神保町の古本屋を廻っていたところ、
「学習図鑑 きちがいのすべて」(1975年)を入手したので、(500円也)紹介したいと思う。
以下、引用

まえがき この本をてにとったみなさんへ

みなさんのまわりにも、きちがいと呼ばれる人たちはいっぱいいますね。
きっと、毎日、学校に行くとちゅうに見かけることでしょう。
でも、いったいきちがいにどんなしゅるいがあって、どういうとくちょうがあるのか、よく知っているひとは少ないのではないでしょうか。
このずかんでは、きちがいのしゅるいやとくちょうについて、わかりやすくしょうかいしています。
よくおぼえて、きちがいのかんさつや、ふだんの生活、学校の勉強にいかしましょう。

↑現在では禁止用語である「きちがい」が繁用されているところに時代の流れを感じる。
昭和50年代の時点では、きちがいは観察、好奇心の対象なのである。

なお、本文中には、
・きちがいをみつけたら
・きちがいの標本を作ろう
・きちがいを写真にとろう
・きちがいを飼ってみよう

など観察方法や、

・きちがいのぶんるい
・きちがいみわけ法
・きちがいのれきし
・きちがい博士になるには

といったコンテンツがある。

かなり衝撃的な内容であった。
昭和と令和の人権意識の隔絶を感じざるをえない。
皆さんももし古本屋で見かけたらご一読をお勧めする。
  


Posted by ユーリ at 21:23Comments(0)雑記創作

2020年12月02日

革命期赤軍シネリ丈



帝政~20年代くらいのシネリ丈はかなり長いのが多数だが、これは比較的短いと思う。









これも同様。ゲートルなので短く見えてるだけかもしれないけど。


  


2020年12月02日

糞物語

文章をしばらく書いてなかったら下手になった気がするのでリハビリ。

糞物語

あるところに、うんちくんといううんこがいました。
彼は当然ながらうんこであるために、みんなから忌み嫌われておりました。

うんちくんはそんな自分が嫌いでした。

ある日、友人のゲロくんに、どうしたら嫌われなくなるか聞いてみました。

ゲロ「いやそれはまったく無理難題だよ。我々は生まれながらに汚物なんだから。」
うんち「噂でもなんでもいいんだ。いい方法を教えてくれないか。俺は自分を変えたいんだよ。」
ゲロ「思うに、それは汚くて臭いことに原因があるんだな。人間はそうならないように、風呂というものに入るらしいぞ。どんなものかは知らないが。」

ゲロくんはおしっこくんが風呂について詳しいらしい、と教えてくれました。

うんち「おしっこくん、君は風呂というものをよく知っているらしいじゃないか。ぜひ聞かせてくれたまえ。」
おしっこ「ああそれはね、水がたまった桶のことを言うんだよ。人間たちは気持ちよさそうにそこに入るよ。」
うんち「ありがとう。ところで君はどこで、そんなことを知ったんだい?」
おしっこ「僕たちはどうしたわけかよく風呂の近くに出されるからね。」
うんち「うらやましい限りだよ。教えてくれてどうもありがとう!」

うんちくんは「風呂」を探す旅に出ました。
時には灼けるような太陽の下を、時には寒風吹きすさぶ中を、
自分を変えたい、自分を汚物扱いしたやつを見返してやりたい、そして、きれいになってみんなと仲良くしたいという一心で、
昼も夜も歩き続けました。


どれだけ日にちが経ったでしょうか。
うんちくんはついに「風呂」らしきものを見つけました。
おしっこくんの言う通り、中に水が張ってあります。楕円形をしているとは聞いていませんでしたが、
うんちくんはこれがそうだと思って、さっそく中に入ってみました。

身も心も洗われるような、なんともいい気持です。
長旅ですっかり薄汚れていましたので、久しぶりに身ぎれいになり、さらには、これで嫌われることはない、みんなと仲良くできる喜びで
いっぱいでした。


ところが、その時です。おじさんが風呂に近づいてきて、

「ちぇっ、クソしたらちゃんと流せよな...」

というやいなや、風呂の上のほうについていた取っ手を回すと、すさまじい濁流がうんちくんを襲いました。

「な、なんだこれは!?」

濁流はうんちくんを翻弄しつつ回転し、風呂の奥の深みにうんちくんをたちまち吸い込んでしまいました。

「どうしたことだ!?俺はどこへ行くんだ!?」

するとうんちくんに話しかけるものがあります。
「やあ、俺は水流くん。君をトイレから下水に流す間、よろしく頼むぜ。」

うんちくん「と、トイレ?ここは風呂じゃないのか!?」
水流くん「なにをバカなことを。風呂のわけねえだろう。」
うんちくん「お、俺はこれからどうなる!?」
水流くん「そうだな、君は下水から処理場に送られて、バクテリアに分解されて川に流されたり、残った汚泥は焼却処分されたりすることになるな。もっともその時君の自我はすでに失われているがね。」

うんちくん「つ、つまりそれは、俺が俺でなくなってしまうということなのか!?うんこでなくなってしまうということなのか!?」
水流くん「その通りだ。清浄になりはするが、完全に別物さ。」
うんちくん「待ってくれ!どうか待ってくれないか!!もう分不相応なことは願わない!汚物扱いされて嫌われたって構わない!せめて俺を俺でいさせてくれ!頼む!!」
水流くん「だめです」

「あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」




数か月後、うんちくんは処理場を出所しました。

彼は今や、あれほど望んだ清浄さを手に入れました。
もう誰も、彼を汚物扱いする者はいません。

しかしもはやそれは、うんちくんの残滓でしかないのでした。
彼は、もう、すっかり消えてなくなってしまったのでした。

おわり














  
タグ :雑記創作


Posted by ユーリ at 11:13Comments(0)雑記創作